長引く腰痛の疑問にこたえるサイト
「腰痛」とは、病気の名前ではなく、腰の部分を中心とした
痛み・はりなどの不快感をさす症状の総称です。
医師が診断する主な腰痛には以下のようなものがあります。
出典 : 腰痛対策-厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d.pdf)
JAMA 1992;268:760-765 2022年10月25日時点を参考に作成
椎間板などの腰の組織の
ケガであり、医療機関では
腰椎捻挫(ようついねんざ)
または、腰部挫傷(ようぶ
ざしょう)と診断されます。
椎間板が突出あるいは脱出し、
座骨神経の始まる部分である
腰の神経(主に神経根)が
刺激されることにより症状が
生じる疾患です。若年〜中年層で
起こる頻度が高くなっています。
医師の診断により確定できます。
腰骨(腰椎)が年齢とともに
変化し、腰の神経(神経根および
馬尾(ばび))が圧迫されること
で起こります。歩いている途中で
一次的に歩けなくなるといった
間欠跛行(かんけつはこう)
などが代表的な症状です。
そのほかに、原因が特定できない腰痛(非特異的腰痛)もあります。
腰痛の中には、炎症が原因となっているものがあります。
結核菌を含む細菌による背骨の感染による腰痛(感染性脊椎炎)もありますが、
そのほかに、長引く腰痛の原因の一つとして強直性脊椎炎があります。
病院に行っても、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などと診断されなかったものの、
長引く腰痛がある場合、炎症が原因となっている可能性があります。
特に、以下のような症状があり、気になるようでしたら、セルフチェックで確認してみましょう。